第6回 KSK Winter Concert
2017年12月27日（水）
開場16:30 開演17:00
海老名市文化会館 大ホール
入場無料（要整理券）
会場にて大槌支援の募金活動を行います。ご協力をお願いいたします。
出演団体
神奈川県立希望ヶ丘高等学校吹奏楽部
神奈川県立湘南高等学校吹奏楽部・絃楽部
神奈川県立川和高等学校吹奏楽部・室内楽部
楽団ともしび（KSK・大槌高校の卒業生による吹奏楽団）
ゲスト
吉川武典氏（指揮・トロンボーン）
臺隆裕氏（トランペット）
大槌高校吹奏楽部
曲目
第2部・第3部の開始時刻は変更になる場合もございます。終演は20:00を予定しています。
第1部（17:00開始）
希望ヶ丘高校吹奏楽部
- 15分の名声
この曲の名前には『未来には誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう』という意味があります。
曲ではポップ、ロック、ジャズなどをふんだんに盛り込み、速い・遅い・速いという構成になっています。
フリーテンポによって始まり、不協和音が段々と盛り上がりそのパワーが一気に爆発して音楽は進み始めます。前半が終わると場面は一変し、静かにシンプルなモチーフが鳴り響きます。最後は音楽が崩れ落ちるような場面の後、トランペットの音が強烈な終幕へと導きます。 - 銀河鉄道999
この曲は1979年に漫画を原作とした映画「銀河鉄道999」の主題歌をアレンジした曲です。壮大で神秘的な宇宙をイメージしたコラール風に始まり、その後は軽やかなビートにのって曲が進んでいきます。心地よいかけ合いに注目してお聴き下さい。
川和高校吹奏楽部
- 交響詩「ローマの松」より Ⅳ.アッピア街道の松
かの有名な「ローマ三部作」のうちの１つである交響詩「ローマの松」は、1924年にオットリーノ・レスピーギによって作曲され、世に名を残す名曲として多くの人に演奏されてきました。第1部から第4部までの4楽章で構成され、それぞれの楽章においてローマの自然風景の象徴である松が、レスピーギ自身が得意とされた色彩豊かなオーケストレーションを用いて描写されています。
その中で今回川和高校が演奏するのは「第4部 アッピア街道の松」です。これは四楽章の中で最も有名で、古代ローマ帝国の軍隊の行進を描いた曲です。「すべての道はローマへ通ずる」のモチーフにもなったこの街道を遠くの方に見える軍隊が目の前を通り過ぎていく様子を、低音楽器の奥深いサウンドや木管楽器の変則的な流れるようなSolo、金管楽器の華やかかつ重厚感のあるサウンドでお届けします。繊細なｐｐから始まり、曲が進むにつれだんだんと音強を増して軍隊が近づいていく様子を感じながらお聴き下さい。 - ティコティコ
ラテン音楽の定番として知られるこの作品の原題「ティコティコ・フバ」は、ポルトガル語で「とうもろこし粉の中の小鳥」という意味です。
軽快なリズムが印象的なこの曲では、ティコティコという雀に似た小鳥が忙しく動き回る様子が表現されています。思わず踊り出したくなるようなノリノリな演奏と私たちのキレキレな演出にご注目下さい！
湘南高校吹奏楽部
- move on
この曲はテレビ朝日系『報道ステーション』のスポーツコーナーのテーマ曲として使用されています。
「move on」というタイトルには、前へ進む、試練を乗り越えるといった意味があり、震災からの復興を願う思いも込められています。
ブラスの魅力に溢れ、ジャズのカッコよさが印象的です。クールなソロにも注目です。
それでは、湘南高校吹奏楽部による、ちょっと大人な演奏をお楽しみ下さい。 - キャンディード
この曲は舞台演『キャンディード』で演奏される有名な序曲です。2008年から2015年まで、音楽番組『題名のない音楽会』オープニング曲として使用されていたため、聞き覚えのある方も多いのではないでしょうか。
ティンパニと華々しい金管のファンファーレで始まり、木管のかわいらしい連符や金管の迫力ある旋律が次々に登場。終盤はさらに加速して、一気に最後まで突き進みます。
演劇の上演に先立って演奏されるのにふさわしい、躍動的でワクワク感に満ちた曲です。冒頭からお聞き逃しなく！
第2部（17:50開始予定）
楽団ともしび
- アルセナール
- 宝島
吹奏楽合同ポップスステージ（指揮・トランペット：臺隆裕）
- ルパン三世のテーマ
この曲では、モンキー・パンチ原作のアニメ「ルパン三世」の主題歌として使用された楽曲「ルパン三世のテーマ」、そして「ルパン三世愛のテーマ」がジャズアレンジされています。マンガやアニメを見たことがない人でも楽しめる一曲です。軽快なビートと迫力のあるサウンドをお楽しみ下さい。
- Sing Sing Sing
この曲は、映画「スウィング・ガールズ」でも演奏された、スウィング・ジャズの代表曲で、吹奏楽の定番としても馴染みの深い楽曲でもあります。グルーヴ感たっぷりの吹奏楽アレンジがされています。
3校の迫力あるサウンドをぜひお楽しみください。
第3部（18:40開始予定）
合同トロンボーンアンサンブルステージ（指導：吉川武典〔NHK交響楽団トロンボーン奏者〕）
- A Song For Japan（作曲：Steven Verhelst）
東日本大震災の被災者を音楽で応援しようと、トロンボーン奏者達が協力して立ち上げた、"A Song For Japan世界中のトロンボーン吹きとファンによる 東日本大震災チャリティ・コラボレーションプロジェクト"。この曲は、作曲者のSteven Verhelstがこのプロジェクトの為に作曲したものです。はじめは、トロンボーン・ソロやアンサンブルの為に書かれた楽譜でしたが、その後数々の編曲がなされ、今では自由な編成で演奏できるものとなっています。今回のトロンボーンと吹奏楽のための編曲は、希望ヶ丘高校吹奏楽部出身で、現在今回のコンサートでは、合同アンサンブルによる演奏をお送りします。私たちの被災地への想い、そして復興のエールを、音にのせてお届けします。
"A Song For Japan"公式Webサイト www.trombones.jp
オール大槌バンド（大槌高校吹奏楽部と卒業生による演奏）
- 故郷の空
この曲の原題は「Comin Thro'The Rye（ライ麦畑で出逢ったら）」で、フィンランド民謡が元となっています。ビートの効いたスウィングアレンジが特徴です。
今回は、大槌高校吹奏楽部の部員をはじめ、臺隆裕さんや、大槌高校吹奏楽部OBの方々との演奏をお届けします。
吹奏楽合同クラシックステージ（指揮：吉川武典）
- 吹奏楽のための第1組曲（作曲：G.Holst）
イギリス出身であるホルストの代表曲とも言えるこの曲は、「シャコンヌ」「インテルメッゾ」「マーチ」の3曲で構成されています。シャコンヌとは、特定の低音、和声進行、リズム・パターンを何度も繰り返す音楽技法を持つ曲のことで、冒頭の低音楽器によるメロディーは主題を変えて3曲全てに現れています。
間奏曲であるインテルメッゾは、クラリネットによる軽快な刻みの上でオーボエ、クラリネット、コルネットが旋律を奏でます。
この曲最後のマーチでは、前半部を金管楽器と打楽器がメインでメロディーを飾り、最後はマーチの旋律とトリオの旋律が木管、金管の立場を入れ替えて同時に演奏されます。
曲想の違いや、登場するシャコンヌのメロディーを楽しんでお聴きください。 - アルメニアン・ダンス PartⅠ（作曲：A.Reed）
A.リードが作曲した「アルメニアン・ダンス」から、5つのアルメニア民謡が演奏される第1楽章をお送りします。金管楽器のファンファーレが印象的な「杏の木」、ヤマウズラが歩く様子を可愛らしいメロディーで表現した「ヤマウズラの歌」、特徴的な5拍子で奏でられる、ナザンという名の少女に対する若者の愛の歌「おーい、僕のナザン」、ゆったりとした旋律でアルメニアの最高峰であるアラガツ山の雄大さが表現されている「アラガツ山」と続き、木管楽器の細かな動きと金管楽器の合いの手が衝突し合う「行け、行け」で熱狂的なクライマックスに到達します。日本でも多くの人々に愛される一曲を、ぜひお楽しみください。
弦楽合同ステージ
- シチリアーナ
シチリアーナは、ルネサンス音楽末期から初期バロック音楽に遡る舞曲の一つです。ゆるやかな8分の6拍子または8分の12拍子で構成されており、器楽曲だけでなくオペラやアリアにも応用されています。変奏曲形式で奏でられる旋律に注目してお聴きください。
全員ステージ（指揮：吉川武典）
- 威風堂々（作曲：E.Elgar）
エドワード・エルガーによって作曲された管弦楽のための行進曲集から、第1番をお送りします。この曲の昼間部の旋律は特に有名であり、イギリスでは「Land of Hope and Glory（希望と栄光の国）」と題され、第二の国歌として愛唱されています。また、日本でも色々な場面で使われている曲なので、一度は聴いたことがある人も多いと思います。合唱とオーケストラの美しい響きに注目してお聴きください。
整理券の申込方法
- 上記出演団体の部員から配布しております。お尋ねください。
- こちらの整理券申込フォームからお申し込みいただけます。当日、会場に開設する受付で整理券をお渡しします。
お申し込みを受け付け次第kskcharityから受付番号を記したメールをお送りします。お使いのメールサービスによっては迷惑メールと判定されてしまうことがありますので、ご注意ください。
皆様のお越しをお待ちしております。