第5回 KSK Winter Concert
2016年12月27日(火)
開場16:30 開演17:00
海老名市文化会館 大ホール
入場無料(要整理券)
会場にて大槌支援の募金活動を行います。ご協力をお願いいたします。
出演団体
神奈川県立希望ヶ丘高等学校吹奏楽部
神奈川県立湘南高等学校吹奏楽部・絃楽部
神奈川県立川和高等学校吹奏楽部・室内楽部・合唱部
楽団ともしび(KSK・大槌高校の卒業生による吹奏楽団)
ゲスト
徳永洋明氏(指揮)
臺隆裕氏(トランペット)・バンドTSUCHIOTO
大槌高校吹奏楽部
曲目
第2部・第3部の開始時刻は変更になる場合もございます。終演は20:00を予定しています。
第1部(17:00開始)
湘南高校吹奏楽部
- Choreography
この曲は、1980年代ごろ人気を博したアメリカの作曲家、ロバート・シェルドンによって書かれた序曲です。曲名"Choreografhy"は日本語で"舞踊"という意味です。その名の通りシロフォンから始まるリズミカルなメロディーがいろいろな楽器を駆け巡る躍動的な踊りと、オーボエとトランペットの流儀なソロから展開されていく、ゆったりとした叙情的な踊りの対照的な二つが際立つ作品となっています。音符一つ一つが楽譜から飛び出していくようなワクワク感をお届けします。
- 素晴らしきヒコーキ野郎
この曲が主題曲として利用された映画「素晴らしきヒコーキ野郎」は、イギリスとフランスの間に横たわるドーバー海峡を横断する、世界初の「ロンドン・パリ間飛行レース」が舞台です。世界各地から飛行機がこぞって集結しました。しかしその飛行機は一風変わったものばかりで、離陸寸前に爆発したり、とんでもないところに墜落したり。果たして優勝は誰の手に? 吹奏楽で長年演奏されてきた、十八番とも言える曲です。ノリノリの部員達にご注目ください。皆様も愉快な映画のテーマに乗って大空の旅に出かけましょう!
希望ヶ丘高校吹奏楽部
- 風姿花伝~秘すれば花~
この曲名は、能の魅力を「花」に例えた、世阿弥の能楽論『風姿花伝』の中に出てくる言葉です。「秘する花を知ること。秘すれば花なり、秘せずば花なるべからずとなり。」意味は「秘密にすることが人を魅了する花につながる」です。この曲名の通り、ひっそりと切ない旋律が魅力的で、静かに始まり最後は壮大なスケールで終わる素敵な曲です。
- 塔の上のラプンツェルメドレー
誰もが知っているディズニー映画、ラプンツェルのメドレー曲を演奏します! 聞いたことのある曲ばかりが詰まった明るく楽しくそして可愛らしい曲となってます! 是非聞きに来てください!
川和高校吹奏楽部
- カーテン・アップ
この曲は、アメリカの某市民吹奏楽団の結成60周年を記念して作曲されました。開幕を告げる華やかなファンファーレ、しっとりとしたロマンチックなバラード、そしてジャズロックがフィナーレをエキサイティングに飾ります! キラキラ輝く川和ステージをお楽しみに!
- サンバエキスプレス
吹奏楽経験者なら誰もが一度は演奏したことがあると言われる、作曲家真島俊夫氏の作品で、明るく軽快なサンバのリズムが特徴的な曲です。この作品は、もともとサクソフォーン奏者の為に書かれた曲を吹奏楽版に書き直したものです。トランペットのソロにジャズ的なハーモニーのサクソフォーンソリ、金管全員によるメロディー等と、聴きどころが満載です。川和吹部のノリノリな演奏とキレキレの演出でお楽しみください!
第2部(17:45開始予定)
楽団ともしび
- ディープパープルメドレー
- シングシングシング
TSUCHIOTO
吹奏楽合同ポップスステージ(指揮・トランペット:臺隆裕)
- サウス・ランパート・ストリート・パレード
- バードランド
第3部(18:30開始予定)
合同トロンボーンアンサンブルステージ(指導:吉川武典(NHK交響楽団トロンボーン奏者))
- A Song For Japan (作曲:Steven Verhelst)
東日本大震災の被災者を音楽で応援しようと、トロンボーン奏者達が協力して立ち上げた、"A Song For Japan世界中のトロンボーン吹きとファンによる 東日本大震災チャリティ・コラボレーションプロジェクト"。この曲は、作曲者のSteven Verhelstがこのプロジェクトの為に作曲したものです。はじめは、トロンボーン・ソロやアンサンブルの為に書かれた楽譜でしたが、その後数々の編曲がなされ、今では自由な編成で演奏できるものとなっています。今回のコンサートでは、合同アンサンブルによる演奏をお送りします。私たちの被災地への想い、そして復興のエールを、音にのせてお届けします。
"A Song For Japan"公式Webサイト www.trombones.jp
オール大槌バンド(大槌高校吹奏楽部と卒業生による演奏)
吹奏楽合同クラシックステージ
- クラウン・インペリアル (作曲:W. Walton)
この曲は、英国の作曲家ウィリアム・ウォルトンが作曲した管弦楽曲です。元来は、1937年5月12日に予定されていたエドワード8世の戴冠式の為に作曲されました。しかし、エドワード8世が1936年に退位してしまった為、その年は、変わって即位したジョージ6世とエリザベス妃の戴冠となりました。また、1953年のエリザベス2世の戴冠式には、姉妹編ともいうべき《宝玉と勺杖》が作曲されましたが、式典ではこれだけではなく、《王冠》も演奏されました。《王冠》は、《宝玉と勺杖》に比べてジャズ的な表現や祝祭的な気分は控えめで、やや格式ばった雰囲気を持った曲となっています。
- アルメニアン・ダンス Part I (作曲:A. Reed)
アメリカの作曲家A.リードが作曲した「アルメニアンダンス」から、5つのアルメニア民謡が続けて演奏される第1楽章をお送りします。引用された民謡は次の5曲です。
「あんずの木」
「あんずの木よ、失恋の悲しみを揺り動かさないでくれ」と嘆く恋歌で、冒頭のファンファーレは原曲の歌いだしをそのまま用いています。
「ヤマウズラの歌」
山鶉(やまうずら)の様子が、木管の愛らしいメロディによって表現されています。
「おーい、僕のナザン」
ナザンという少女に対する若者の愛の歌で、明るく生き生きとした部分です。
「アラガツ山」
ゆったりとした長い旋律は、アルメニアの最高峰であるこの山と同じように威厳に満ちています。
「行け行け」
明るい旋律の細やかな動きによって少女の笑い声を模倣し、この旋律と金管楽器の合いの手が衝突し合い、やがて熱狂的なクライマックスに到達します。
日本でも多くの人々に愛され、演奏され続けている一曲を、ぜひお楽しみください。
弦楽合同ステージ
- アンダンテ・フェスティーボ
この曲は、1922年に地元の製作所の25周年記念祝賀会用に作曲されました。原作は弦楽四重奏曲でしたが、しばらく後に、今回演奏するコントラバスも含めた弦楽合奏用に編曲されました。ティンパニを入れた編成で演奏されることもあります。「フェスティーボ」とは「祝祭的な」という意味の単語ですが、この曲は決してお祭りのような華やかなイメージを持つ曲ではなく、むしろ教会で演奏される曲のように、落ち着きある神聖な雰囲気を漂わせます。あたたかな弦楽器の音色にぴったりな、美しく壮厳な旋律をお楽しみください。
全員ステージ(指揮:徳永洋明)
- フィンランディア (作曲:J. Sibelius)
この曲は、フィンランドの作曲家、ジャン・シベリウスによって作曲されました。シベリウスの作品の中で、最も知名度の高い曲の一つです。フィンランディアが作曲された1899年当時、フィンランド大公国は、帝政ロシアの圧政に苦しめられており、独立運動が起こっていました。言語や言論・出版への規制が厳しく、新聞が廃版になることもありました。そんな新聞業界への激励の為に行われた「新聞祭典」で披露された劇音楽のフィナーレとして、フィンランディアは作曲されました。しかし、帝政ロシア政府はフィンランドへの愛国心を湧き起こすとして、この曲を演奏禁止にしました。それでも、題名を変えるなどして、演奏は続けられたのです。
フィンランディアは、2つの序奏をもつ3部形式で構成されています。
1つ目の序奏 andante sostenuto
金管楽器の重々しい序奏で幕を開き、その後木管楽器による甲高い悲痛と管楽器とティンパニの重々しい響きが交錯する。
2つ目の序奏 allegro moderato
ティンパニのトレモロと金管楽器のリズムにより緊迫感が高まる。そして、この後に入ってくるクラッシュシンバルが、闘争のイメージをより一層高める。
主部 allegro
曲調は快活な主部へと一転する。中間部では、木管楽器と弦楽器が賛歌風の美しい旋律を演奏する。この賛歌風の旋律は、フィンランド賛歌とも呼ばれている。当時、スターリンが支配するソビエト連邦の露骨な侵略により、国家存亡の危機に陥っていたフィンランドの人々を奮い立たせる為のもので、フィンランドでは現在でも、第二の国家として広く歌われている。その後、主部が再現される。クライマックスでは、金管楽器が力強く讃歌の冒頭部分を演奏し、勝利感に満ちた中で幕を閉じる。
整理券の申込方法
- 上記出演団体の部員から配布しております。お尋ねください。
- こちらの整理券申込フォームからお申し込みいただけます。当日、会場に開設する受付で整理券をお渡しします。
お申し込みを受け付け次第kskcharityから受付番号を記したメールをお送りします。お使いのメールサービスによっては迷惑メールと判定されてしまうことがありますので、ご注意ください。
皆様のお越しをお待ちしております。